大学病院で培った技術を
地域の皆さまへ。
大学では診療教育のみならず新しい手術方法の
研究開発検査等を行ってきました。
先進の医療機器・医療設備を使用して
大学病院レベルの白内障、硝子体手術をご提供します。
大学では診療教育のみならず新しい手術方法の
研究開発検査等を行ってきました。
先進の医療機器・医療設備を使用して
大学病院レベルの白内障、硝子体手術をご提供します。
眼の中のレンズの役割をしている「水晶体」が濁り、
視力が低下する病気です。
目がかすむ・ピントが合わない・近視が進んだ・まぶしい・
老視(老眼)などの症状が起こります。
多くは加齢に伴うものですが、アトピー性皮膚炎、
ステロイド薬の治療歴、糖尿病、眼外傷後など若年の方でも
起こりえます。また白内障が進行すると、急性緑内障発作を
合併するケースもあります。
白内障の手術は、濁った水晶体を超音波で砕いて取り出し、代わりに人工の眼内レンズを
入れるという方法が一般的です。これによって視力を取り戻し、モノが見える様になります。
白内障が進行して核が固くなっている場合は、水晶体の核を丸ごと摘出する方法もあります。
いずれも成功率の高い、安心して受けていただける手術です。
当院では小切開白内障手術で施工することにより、術後の惹起乱視をおさえ、
よりよい視機能回復を提供いたします。
目の状態を把握するための検査、手術を行うことが可能か判断する検査、
術後の点眼薬を決めるための検査などを行うため数回お越しいただきます。
これらの検査で異常がなければ、手術となります。
手術時間は10~20分程度ですが、来院からお帰りになるまで約2時間かかります。
眼帯を付けてご帰宅いただくため車の運転、徒歩ともに避けていただき、
付き添いの方に車を運転していただくか、タクシーをご利用ください。
手術後6ヶ月間は定期的に受診していただきます。
また手術後1~2週間は眼のかすみ・充血・眼がゴロゴロする・涙が出るなどの症状が
現れる場合がありますが、次第に落ち着きますので心配はありません。
硝子体手術では、濁った硝子体や増殖した網膜硝子体の組織、
あるいは貯留した血液や病原菌を除去し、
疾患が進行する場を除くこと、網膜への牽引を除去することで、
疾患が進行することを防ぎます。手術は網膜剥離、黄斑円孔、
黄斑前膜、増殖性糖尿病網膜症、硝子体出血などが適応となります。
手術は局所麻酔で行います。眼球に小さな穴を
あけて器具を挿入し、灌流液を入れて眼圧を
保ちながら、別の箇所から眼内を照らす照明
器具や硝子体カッターを挿入して、眼内の出血
や濁りを硝子体と共に除去後、網膜にできた
増殖膜を治療します。
疾患によっては網膜にレーザー照射を行います。
手術にかかる時間は1~2時間ですが、効果が
落ち着くまでに6~12ヶ月ほどかかります。